6/27(金)、本校講師でデザイナーの平井武人先生と、グラフィックデザイナーの長谷部貴志先生による特別講義が開催されました。
特別講義は、平井先生の個展「Hannah’s Memory」を軸に、お二人によるトークショー形式で行われ、ビジュアルデザイン科の1〜3年生が参加。制作現場でのリアルな知識やスキルが、学生たちに向けて共有されました。
存在しない「架空の映画ポスター」を生成AIによって創出するという、唯一無二な本展。平井先生が手がけたこの個展は、現実と虚構、記憶と想像の間をたどるようなコンセプトで展開され、観る人の想像力を刺激します。展示パンフレットの制作は、平井先生のお声がけにより長谷部先生がご担当。平井先生の発案から始まった企画に、長谷部先生が参加されたことで、作品世界がより豊かに広がりました。
トークショーでは、お二人がそれぞれの立場から制作の舞台裏や生成AIの活用法、ビジュアル表現への思考プロセスなどをお話しいただきました。
生成AIなどの先進的なデジタル技術が急速に発展し、表現の手法や可能性が大きく広がりつつある現代において、学生たちは“創造すること”の意味や表現の可能性について、あらためて深く考える貴重な機会となったことでしょう。
グラフィック・Webの業界で活躍するデザイナーを目指す学生にとって、とても参考になる貴重なお話だったと思います。
平井先生と長谷部先生、ありがとうございました。
■平井先生の個展「Hannah’s Memory」について
https://yyarts.co.jp/hirai_2025/
展覧会DM
展覧会パンフレット